母親という私

自分の体がこんなに変化するなんて想像できてなかった。未だにゆるゆるのお腹の皮、内側には脂肪が付きやすく、尿漏れに怯える毎日。
自分のボディイメージが、穏やかな変化ではなく急激で、
母親になる前の私が
全く居なくなってしまったかのような
恐ろしさ。
子供の命を守るというストレス。
実際今の今まで
ガルガル期が続いていたと思うのです。

娘を保育園に預けて仕事に復帰した頃から
だんだん私という人間を取り戻してきた。
大丈夫
ちゃんと、自分がある
私は母親で、妻で、女で、一人の人間で、
赤ちゃんだったもの、なんです。
そして、老いていく一人なんです。

だからこそ
私は私のやりたいことを
忘れないように、忘れないようにしようと
思っています。

ものをつくりたい
絵を描きたい
家族を笑顔にしたい。
そういう一人の人間です。